9. 脱炭素社会の実現に向けたブルーカーボンの推進について
質問要旨
県では、藻場再生によるブルーカーボンの取組を進めているが、「磯焼け」の深刻な状況は続いており、県民の認知度も低い。また、「ブルーカーボンクレジット」の取組が民間で行われているが、申請手続が煩雑であることなどから、活用は一部に留まっている。
ブルーカーボンをより一層推進し、担い手である漁協等の活動を支えるため、ブルーカーボンクレジットの活用を促進すべきである。
そこで、脱炭素社会の実現に向けて、ブルーカーボンの取組を更に推進するとともに、県が積極的に普及啓発を行い、ブルーカーボンクレジットの活用についても後押ししていく必要があると考えるが、所見を伺う。
知事答弁要旨
県では、早熟カジメの生産やマリーナ事業者との連携等により藻場再生に取り組むとともに、ブルーカーボンの取組を動画配信するなど普及啓発を進めてきました。
今後、更にブルーカーボンを推進するには、藻場再生の取組を強化するとともに、CO2吸収量に経済価値を生み出すブルーカーボンクレジットを活用し、漁協等の自立的な取組を促進させることも重要です。
そこで、まずは早熟カジメを水槽で成熟させてから民間のダイバーと協力して海に移植するなど、藻場の更なる拡大に向けた取組を加速させます。
また、県民の皆さんを対象に、藻場再生の現場を実際に見て、知ってもらう、体験型イベントを開催するなど、ブルーカーボンの理解促進を図ります。
併せて、クレジットの活用を促すため、県内の漁協を対象に、仕組み・メリットの説明や個別相談を行うなど、認証申請に向けた支援に取り組みます。
さらに、より多くの企業にクレジットの買い手となっていただくため、購入のメリットや活用手法を周知する企業向けセミナーを開催します。
このように、脱炭素社会の実現に向けて、藻場再生の取組強化やクレジットの活用促進など、ブルーカーボンの推進にしっかりと取り組んでまいります。