9. 県立病院における「スマートな受診スタイル」の推進について
質問要旨
医療機関での「待ち時間」を短縮できるスマートフォンのアプリの活用をモデル的に先導するため、県立病院から、積極的に導入すべきであり、また、受診の内容についても、検査結果の伝達等の場合は、オンラインのビデオ通話での受診でも十分だと考える。
このように、オンライン診療の積極的な活用も含めて、治療を必要とする患者が待ち時間や通院等の負担を可能な限り軽減しストレスなく受診できる、いわば「スマートな受診スタイルのパッケージ」の構築が将来を見据えた当事者目線の取組であり、まずは県立病院から率先して取り組んでいくことが重要であると考える。
そこで、医療機関における長い待ち時間や長距離の通院といった患者の負担が軽減するよう、県立病院においてデジタル技術をより積極的に活用し、他のモデルとなるような「スマートな受診」ができる診療体制づくりを進めていくべきと考えるが、所見を伺う。
知事答弁要旨
県立病院機構ではこれまで、県立がんセンターにおいて、受付で専用の端末を配布し、診察まで院内で自由に過ごせるシステムを導入するなど、患者の利便性を高める様々な取組を行ってきました。
一方、依然として「診察や会計の待ち時間が長い」という声もありますので、こういった課題を解決するためにデジタル技術を活用することが有効と考えています。
そこで県では、病院機構に対して指示する令和7年度から5年間の「第四期中期目標」に、「医療DXの推進」を盛り込み、この中で患者サービスの向上につながる取組も求めていきます。
病院機構でも、例えば、予約や事前の問診、会計などを患者がスマートフォンで行い、手間や待ち時間を短縮するといった取組の検討を開始したところです。
加えて、可能な場合は、検査結果の説明や医師との面談が、病院ではなく自宅でも受けられるよう、オンライン診療の積極的な導入を目指すと伺っています。
県としても、県立病院がこうしたスマート受診の取組を進め、「患者目線のDX」の先駆的なモデルとなるよう、必要な支援を行ってまいります。