4. 指定管理施設の魅力向上について
質問要旨
物価・賃金上昇が指定管理料に適正に反映されなければ、それが労働条件の悪化やサービス水準の低下につながり、民間事業者の撤退、競争原理の機能不全という悪循環に陥る。
行政コストの削減という制度の目的は理解しているが、もう一つの目的である県民サービスの向上にもつながるような指定管理料を設定し、施設の魅力向上に資するような仕組みに改善することも検討すべきではないか。
そこで、指定管理施設の魅力向上につながるような選定基準の見直しを行うべきと考えるが、所見を伺う。
また、物価高騰等に対応できる指定管理料の仕組みの見直しを行い、複数の民間事業者の参入を促しやすくするべきと考えるが、併せて所見を伺う。
知事答弁要旨
次に、指定管理施設の魅力向上についてです。
施設の魅力向上につながる事業者からの提案については、「施設の利用促進」又は「地域との連携」という選定項目の中で評価してきました。
しかし、これらの項目は、広告の工夫や地元企業の活用などがイメージされ、施設そのものの魅力を向上させる提案は少なかったのが実情です。
そこで、都市公園やスポーツ施設など、県民が生活の豊かさを実感できる施設では、魅力向上につながる新たな提案に対し、加点することを検討します。
次に、物価や賃金の高騰に対応できる指定管理料の仕組みの導入についてです。本来、こうしたリスクは、指定管理者が負担することになっています。
しかしながら、近年続いている著しい物価や賃金水準の上昇のように、事業者側で対応しきれない場合には、指定管理料の引き上げができるよう、見直しを検討します。
このことにより、指定管理業務に参入しやすい応募条件を整え、競争性を担保することで、指定管理者が提供するサービスの質の向上を図ってまいります。