神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

1. 社会課題の解決に向けた職員の政策形成能力の向上について

質問要旨

複雑化・多様化する社会課題に対応するためには、これまでのような決まった仕事をこなすだけでなく、企業や民間団体等、多様な主体と信頼のあるコミュニケーションを構築することができ、そして、先を見通して、自ら政策を構築できる職員が必要ではないか。
 自ら課題を発掘し、解決策を企画し、実行する、そうした行動力ある職員が必要と考えており、民間企業を中心に良い先行事例として、やる気ある社員を起業家としてチャレンジさせる取組がある。
 このような多様な主体と連携した社会課題の解決、そして、将来の県を魅力あるものとするため、こうした制度を県にも構築すべきと提案する。

 そこで、職員の政策形成能力のさらなる向上を図るため、職員自らが考え、実際に様々な経験を積むような仕組みが必要と考えるが、どのように取り組んでいくのか、所見を伺う。

知事答弁要旨

近年、社会課題が複雑化・多様化する中、県では、民間事業者との連携や外部人材の登用などにより、一定の成果を上げてきました。
 こうした中、政策をより一層効果的に推進するためには、県職員自らも柔軟な発想とスピード感を持って対応できる「政策形成能力」を高めることが必要と考え、若手職員を中心に議論を重ねてきました。
 その中でもアイデアとして出ていましたが、新たな取組として、仮称・県庁版社内ベンチャー制度の立ち上げを検討します。
 具体的には、職員自らが、解決したいと強く思う課題について、効果的な方策を企画・提案し、企業や団体等とも連携しながら、実証から効果検証までやり抜く仕組みにしたいと考えています。
 また、職員が自らの想いを形にするには、より効果的な取組になるよう磨き上げることが必要です。
 そこで、政策構築などのノウハウが豊富な職員や、起業経験のある外部有識者の方にもご協力をいただき、サポートを受けられる体制の構築も検討します。
 これは県として初の試みですが、やる気ある職員が成長できる画期的な制度となるよう取り組みます。
 そして、この仕組みを通じて、効果的な事業を生み出し、社会課題の解決につなげてまいります。

要 望

2つ目ですが、先般からこの本会議場で、DXだ、AIだ、ロボットだと言われるけれども、県庁の中にはどこにも見えない。先日の御答弁を聞いていて、離職者がすごく多い中で知事が一生懸命フレックスタイムの導入とか色々御努力されているのは分かるのですが、今回ベンチャーという形で立ててくださるということで、とてもありがたいと思っています。
 今の職員の方々とお話していると2つの思いがある。1つは、新しいものに対するキャリアパスを積みたい、もう1つは何かをやった達成感を得たい。この2つなんです。私は毎回言っていますが、この県庁の中を全部ショールームにして、全部という訳にはいかないかもしれないが、AI、ICTやロボット、ロボットも今はAIロボットになっていますから、そういうものが縦横無尽に出るような県庁にしていただく中で、県民を幸せにするためには、まず県庁の職員が幸せになることが大事だと思ったものですから、その点よろしくお願い申し上げます。

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