神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

2012年の年頭にあたって

2012年の新春を健やかにお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。
昨年は4年に一度の統一地方選挙で、皆様のお力により3期目の県政へお送りを頂きました。その際、お約束をした公約のうち、二つが昨年中に実績とすることができました。

一つは「京浜臨海部の活性化」です。
20世紀、“鉄”で栄えた鶴見を含む京浜臨海部を“命”のまちにしたい!と選挙の際、訴えてきました。選挙も終わり県議会に戻り、懸命に議会の中を公約実現に動きました。そして、昨年12月、国から神奈川県・横浜・川崎で提案した「ライフイノベーション(生命科学)総合特区」の認可がおりました。
これにより川崎の殿町、横浜鶴見の末広町、横浜のみなとみらい地区そして金沢区の福浦を含む京浜理解部から、生命科学に関わる研究や開発が開始になります。

二つは“不育症”の患者への保険適用や相談窓口が広がるということです。
一昨年、区内のマンションにお住まいのご婦人から、懇談会で初めて“不育症”という言葉をお聞きしました。全国や神奈川県でまだまで不育症という言葉さえ知らない中、そのご婦人を国会で衆参の国会議員と懇談を持ち、県議会においても担当課長と相談の場を待ちました。その結果、昨年の11月の県議会で、県としての相談窓口の設置が決まり、12月には不育症の治療に有効とされる血液凝固を防ぐ自己注射薬(へパリン注射)の保健適応を厚生労働省の中央社会保健医療協議会が了承しました。へパリン注射の場合、1日2回の投与が必要ですが、保健適用外のため月額5万円もの負担となり、不育症に悩む女性や家族にとって治療に踏み切れない患者さんが多くいました。

私は、県議会議員に初挑戦するときから一貫して「政治家は実績が勝負」と言い続けてきました! しかし、そのことが今となって、やはり良かったのだと思う毎日です。というのも、現今の政治を見てみれば、マニフェストに書かれたことは実行されず、そこに書かれないことが実行されるというバカバカしいことが起こっています。口先でどんなに美辞麗句や政策を語っても、それを形にすることができない政治家がいかに多いことか…

2月17日に代表質問に立ちます。
皆様とお約束したことをまた、形にしてお届けすべく、全力で動いて・語って・書いていきます。

 今年一年、皆様からの更なるご指導・ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

平成24年1月元旦

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