神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

2010年の年頭にあたって

昨年の8月30日の政権交代により、野党の地方議員として最初の正月を迎えた。
不思議なもので、寅年、前回の1998年の寅年は現政権与党の民主党が結成された年と同僚から聞いた。
昨年は父の葬儀等で人生で経験したことの無い、多忙な新年を迎えたわけだが、今年は今年で新生公明党「チーム3000」への取り組みの具体的な活動計画や、昨年12月4日の代表質問で提言を行なった「かながわ認知症コールセンター」「認知症疾患医療センター」の開設が1月4日になり、その状況報告と視察、そして支援者へのあいさつ回りと結局、昨年と何ら忙しさは変わらない新年となった。
年初から政治の方は、通常国会での鳩山首相と小沢幹事長の金にまつわる「マザコン・ゼネコン」問題追及から始まり、「クリーンな政治」を合言葉にしてきた民主党らしくないスタートとなったようだ。そういえば昨年のある新聞のコラムに大手の電機メーカーが来年の年男年女にアンケートを行い、虎にまつわる言葉で景気を占ってもらったところ、「張り子の虎」型がトップで40%近く。そのわけは「うなずくだけで主体性がない」ということ。政権交代で世の中が浮かれても景気回復の兆しは見えなかったことから、張り合いのないという意味のようだ。すなわち混迷。
このアンケートの「張り子の虎」型が予測したように、鳩山政権のように理念や言葉だけで実行が伴わない政治に、張り合いの無い社会状況が続いているように思われる。
今年こそ政治家として、虎のような鋭い牙と獰猛な目つきや走りで、人を圧倒する力を持ってこの社会の閉塞感を打ち破る活動をしたいと心に決めている。
今の世の中を見るにつけ、本当の情報や全体が見えない。また見せない社会が出来上がっているように思えてならない。
普天間の移設の問題、子ども手当て、天下り、公共事業の予算削減、本当の姿を示した上での議論をしなければ解決130にはならないのだ。この件については、追って意見を述べていくが、その本当の姿、事実を伝え、国民と共に世論を形成していく政治家が出なければならない!
口先だけではない、自ら学んで、それを伝えるために動いて、そして国民に語っていく、当たり前のことを当たり前にする政治家が今こそ求められていると思う。
もう、1月も終わりを迎える中、本年一年の抱負を述べさせていただいた。今年も区民、市民、県民の皆様と意見をどんどん交わす一年でありたい。そして昨年来、課題となっている。

  • ダイアリーへの寄稿をもっと載せ、皆様に伝えていく。
  • 街頭演説の回数をもっと行い、今の状況を訴えていく。

に挑戦したい。
読者の皆様、本年も宜しく御願いいたします。

平成22年1月30日

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