神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

当たり前のことを当たり前にすることの難しさ?(2)

私も年初より、ピンチはチャンスとの話をお邪魔するところで語らせていただいています。
中には「言うは易く行うは難し」ですよ、と冷たく反論されることもありますが、そういう方には人間の歴史で危機を乗り越えられないことはなかったが故に、現在の人類があるのではと語ることもしばしばです。
しかし現在の日本を見て、まだまやればできることが多々あると思うのは私ひとりでしょうか?

  1. 数万単位の国家公務員の削減
  2. 道州制を含めた地方分権
  3. 雇用のミスマッチ(医療、介護分野、農業林業での人材難)
  4. 農地の活用
  5. 食糧自給率の上昇と雇用

数え上げればきりがありません。
目の前の当たり前のことが何故、当たり前にできない国なのでしょうか?先の塩川氏のコラムのように、トヨタの英断と似た構造転換が今ほど求められているときはありません。アメリカのオバマ大統領も「グリーン・ニューディール」を掲げて、米国の経済構造の大転換を熱く語っています。今こそ、政治家が日本版「グリーン・ニューディール」も含めた日本経済の更なる改革に大ナタをふるう時です。
そんなことを言っているうちに、本日の朝刊の見出しに「NY株7000ドル割れ」11年4ヶ月ぶり、「生活保護の申請6割増」1月前年比、非正規失職響く、と載っていました。
早く、一刻も早い手を打たなければ…

平成21年3月10日

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