神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

2007年年頭にあたって

2007年が開幕した。昨年暮れより慌しい日々が続き、ダイアリーを書く気力が失せてしまい本日になってしまった。本年は亥年という。干支では丁亥(ひのとい)となるそうだ。どんな年なのかを見てみると、「新しい力が蓄積された、古い力・勢力ととぶつかる年」だそうだ。考えてみると1947年丁亥の時は、日本国憲法の施行、教育基本法と6・3制の開始、2・1のゼネストがGHQの命令で中止という年である。何の因果か前の干支と同じことが形を変えて政治の世界も起こっていることに不思議な物を感じる。

このさわりを見て今年が、或る意味で激動の年の始まりともいえるのではないかと思った。昨今の社会において、古い制度ではとても解決のつかない事件や現象が次々起こり、少子高齢化社会の到来が今までの社会での価値観を大きくゆさぶる。今この時、政治家として何をしなければならないのか?それは現場の県民の皆様の声を直接聞くこと以外に無い。それは市民相談を867件うけるなかで、そこから何とかしなければならない問題に一つ一つ取り組んでいくことで自身の力をつけ、相談をくださった県民の方から「本当に助かりました」との一言を聞いたときの政治家としての満足感を得る、その活動だ。

いよいよ任期の4年間を終える年を迎える。この4年間、がむしゃらに走りに走ってきた。
運転免許の学科試験の日曜日実施・携帯電話による警察との防犯情報の受発信をよりスムーズに・教員採用試験の年齢の10歳引き上げ・コンビニでの自動車税の納付が可能に等々、思えば全部、市民相談の中からの実績である。
2007年、4月の統一地方選挙から始まり7月の参議院議員選挙そしてその結果次第では衆議院議員選挙もあるのではと巷で伝えられている。前文で干支の話をしたが、本当に新しい力と古い力がぶつかり合う年になりそうである。ぶつかり合う時代だからこそ、核を持たない人・団体は激動に流されていくのではと思う。だが故に自身の核を「県民の方々と共に」という目線において、自己を築いていかなければと思う今日この頃である。

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