神奈川県議会議員 鈴木ひでし 鶴見区選出 公明党

お隣の川崎区にある川崎市立富士見中学校を訪問

3月21日、川崎区にある川崎市立富士見中学校を訪問した。

2月17日の代表質問で、自転車の安全運転教育についての施策を県警察に提言をした。
これに対し、県警察は教育委員会とタイアップし小中高へ、そして大人への教育を開始する旨、答弁があった。
県警は、早速、この4月から、生徒には「チリリンタイム」、大人へは「チリリンスクール」という名の安全教育を実施する旨、連絡をいただいた。
今回は4月開始を前に、この日、その模擬授業が富士見中学で実施されるとの事で、視察を行った次第だ。
校長先生の案内でホールにお邪魔すると、多くの中学一年生が入場し、担当の先生よりスライドを通しての授業が始まった。
神奈川のように自転車の安全教育を授業として行っている例は、他県には無いようだ。まずは担当の先生から、ギターを弾いての自転車の安全運転についての替え歌を披露(資料参照)。生徒のヤンヤの喝采があり、盛り上がる。その後、安全運転について4問の出題があり、その答えを生徒が答える形式で授業が進んだ(質問の内容は資料参照)。
そして最後に、もう一度、替え歌を全員で歌い授業は終了!

 見ていて、とっても微笑ましい授業であった。県警の担当者が一言「このようなユニークな授業は、私たちにはできません。さすが学校の先生だ」と。
自転車運転のマナーが叫ばれている現在、何かと四角四面の安全運転教育だが、県警と教育委員会が手を取れば、このように素敵なイベントに変わるのだと感心をした。
同時に、多くの支援者の方から自転車問題の訴えを聞いてきた。まずはこの方たちへ問題解決への第一歩の恩返しができたのでは、との思いで一杯だ。次回は大人への安全教育であるチリリンスクールの視察をする予定だ。