11月12日決算特別委員会の最終日を迎え、10月14日の決算特別委員会正副委員長互選から始まった委員会も意見発表・採決の時を迎えた。この決算特別委員会は、公営企業・病院事業・一般会計・特別会計の決算内容について事業を行う委員会である。
当日は委員の賛成多数を持って承認された。
私の質疑は11月1日、一般会計歳入歳出決算のうち、第1款議会費、第2款総務費、第11款警察、第14款公債費、第15款諸支出金、第16款予備費について。
また特別会計歳入歳出決算のうち、公債管理特別会計、公益競技収益配分金等管理会計、地方消費税清算会計、市町村自治振興事業会計の質疑を行った。
質疑時間は43分、私からは21年度は同年度を含め過去数年にわたる不適正な経理処理が多額にあることが判明し、一部は私的流用されていたという県政史上例をみない不祥事が起こり県民の信頼を著しく損ねたことは誠に遺憾であり、今後は、県民からの信頼を取り戻すべく、再発防止に向けた努力が必要であることを訴え、すでに、いくつか防止策は講じられているとは思うが、物品管理のように長く見直されてこなかった制度については、システムの構築等より効率的な事務処理の体制を早急に整えるよう、高額物品の管理を例に質疑を行った。
また、総合行政ネットワーク(LGWAN)について質疑。
LGWANは、非常に高い経費をかけて運用しており、県の地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)の証明書の発行数で千件程度という利用では、宝の持ち腐れとなり、証明書を幅広く発行し、LGWANの教育を職員にしっかり行い、有効利用することを要望した。
同時に県内において、川崎、横須賀両市が未参加であることを確認し、全県入ってこそのネットワークであり、加入に向けしっかりと対応を進めると同時に、災害時のバックアップなどセキュリティ対策の向上を求め質疑を終了した。